南さつま市「耳取峠」
鹿児島県南さつま市坊津町に位置する耳取峠は、眼下に枕崎の街並みと海を望み、さらに遠方には“薩摩富士”と称される開聞岳が雄大な姿を見せる景勝地です。通年無料で開放され、訪れる人々に深い南九州の自然と歴史を感じさせます。
【出典】かごしまの旅/耳取峠
第一章:歴史・由来・背景
「耳取峠(みみとりとうげ)」の名称には複数の伝承があります。ひとつはこの峠が昔、刑場で罪人の耳を切り取った場所という説。もうひとつは、この地からの眺望があまりにも素晴らしく、旅人が立ち止まり「見惚れて」しまったことから「見取(みとり)」が転じて「耳取」になったという説です。また、標高約160 mほどで、旧道時代には国道226号線の開通以前、峠越えの道として古くから利用されていた記録もあります。
【出典】峠100選/耳取峠
第二章:見どころ・文化的価値
耳取峠の最大の魅力は、展望地点としての価値にあります。峠の頂上には明治期の歌人八田和紀の歌「結ばれし旅の思ひを大空にけふこそ開けひら聞の嶽」の歌碑が建てられています。視界が開けると、眼下に枕崎市の街並み、海、そして遠くには開聞岳の優美な姿が広がります。南九州の自然と海のコントラストを味わう絶好のスポットです。さらに、早朝の朝日が開聞岳の峰を照らす時間帯は、「南さつま海道八景」のひとつとしても名高く、写真愛好家にも人気があります。
【出典】九州旅ネット/耳取峠
【出典】YouTube「耳取峠から希望が湧き上る初日の出(2023年)」
第三章:アクセス・周辺情報
- 所在地:鹿児島県南さつま市坊津町坊(Googleマップで開く)
- 公共交通:JR指宿枕崎線「枕崎駅」より車で約15分
- 車:指宿スカイライン「谷山IC」から約1時間15分
- 駐車場:無料駐車場あり/通年・無休
- 周辺スポット:枕崎市街地を展望可能/開聞岳を望むパノラマロケーション/坊津エリアへ続く海岸線ドライブにも適
【出典】かごしまの旅/耳取峠
